国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、IFRSサステナビリティ開示基準に関する最初の2種類の公開草案を公表しました。
1) IFRS S1 サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的な要求事項
2) IFRS S2 気候関連の開示
この提案は、G20首脳や証券監督者国際機構(IOSCO)等から、サステナビリティ関連のリスクと機会に関する企業情報の強化を求める要請を受けて作成されたものです。本提案は、投資家が企業価値を評価するために必要な、企業の持続可能性(サステナビリティ)に関連する重要なリスクと機会に関する情報開示の要件を定めており、気候変動関連事項のみに限定されるものではありません。両提案に対する意見募集の締め切りは、2022年7月29日です。