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  • IASBは、IFRS第16号「リース」の狭い範囲の修正である「セール・アンド・リースバックにおけるリース負債」を公表しました。
IFRS関連:

IASBは、IFRS第16号「リース」の狭い範囲の修正である「セール・アンド・リースバックにおけるリース負債」を公表しました。

2022年10月 11日

IASBは、IFRS第16号の修正「セール・アンド・リースバックにおけるリース負債」(以下、本修正)を公表しました。本修正はセール・アンド・リースバック取引を売手である借手が取引後、どのように会計処理するのか、その要求事項を明確にするものです。

IFRS第16号は、セール・アンド・リースバック取引の発生日の会計処理についての要求事項は定めていましたが、発生日以降の事後測定の会計処理については定めていませんでした。

本修正において、セール・アンド・リースバック取引の売手である借手は、事後測定において売却価額と売却資産の簿価との差額のうち、使用権として残存する部分の割合に対応する金額を損益として認識しないように、リース負債を減額していく処理が要求されています(IFRS第16号 102A項)。
但し、使用権として残存する部分の割合の算定方法は、本修正に明示的な規定はありません。
設例25では、指数やレートに基づかない変動リース料を含んだセール・アンド・リースバック取引について、既に使用権として残存する部分の割合が決定済みの、事後測定の数値例が示されています。
なお、当該設例では事後測定の処理方法として、(1)開始日に、リース期間中の変動リース料を予想して会計処理する方法、(2)リース期間中の変動リース料が一定額であると仮定して会計処理する方法の2パターンが示されています。

本修正は2024年1月1日以降開始する事業年度に発効します。なお、早期適用が認められています。企業はIFRS第16号の適用開始日後に締結されたセール・アンド・リースバック取引について、本修正をIAS第8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」に従って遡及適用しなければなりません。

IASBのプレスリリースはこちらよりアクセス頂けます(リンク先に移動します)。

BDOのIFR Bulletinは、本修正を要約、その影響を示す実務例を掲載しています。解説文書(英語)は、こちらからアクセスできます。