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  • IASBは、IFRS第16号の修正「Covid-19に関連した賃料減免」を公表しました。
IFRS関連:

IASBは、IFRS第16号の修正「Covid-19に関連した賃料減免」を公表しました。

2020年6月 04日

2020年5月28日、IASBはCovid-19(新型コロナウィルス疾患)に関連した借手の賃料減免の取扱いについて、IFRS第16号「リース」の最終修正を公表しました。

これはCovid-19が原因で(賃料免除又はその他の賃料減額によって)、リース取引に契約条件の変更が生じた場合、借手はこれを基準上のリースの条件変更として取り扱わないことを認める(以下、実務上の便法)ようにIFRS第16号の要求事項を修正するものです。

なお、2020年4月24日に公表された公開草案から、下記の変更が加えられています(公開草案の解説記事はこちら)。

 

① 第46B項(b)で提案した条件を拡張して、実務上の便法の対象をCovid-19に関連した賃料減免の影響が、当初の支払期限が2021年6月30日以前のリース料のみであるものとする。
② 実務上の便法を適用する借手に対し、Covid-19に関連した賃料減免から生じるリース料の変動を反映するため純損益に認識した金額を開示することを要求する。
③ 借手がこの修正を最初に適用する報告期間において、借手はIAS第8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」の第28項(f)(注)で要求されている情報の開示は、要求されない。

Covid-19に関連した、リースの貸手に対する会計処理への追加的な対応はありません。

 

IASBのプレスリリースは下記よりご覧ください(リンク先に移動します)。
https://cdn.ifrs.org/-/media/project/ifrs-16-covid-19/covid-19-related-rent-concessions-amendment-to-ifrs-16.pdf?la=en

また、BDOは上記の修正をまとめたIFRS解説記事を公表しました。こちらの解説で具体的な影響と設例とともに、この修正によって導入された、実務上の便法の適用可否を判定するフローチャートも記載しています。
IFRS解説記事(英語)は下記よりご覧ください(リンク先に移動します)。
https://www.bdo.global/getmedia/5dc32444-ab3c-4960-aba3-4a695eb852b7/IFRB-2020-08-IASB-issues-amendments-to-IFRS-16-COVID-19-related-rent-concessions.aspx

(注)あるIFRSの適用開始が、当期又は過去の期間に影響を与える場合、そのような影響があるが修正額の算定が実務上不可能である場合、又は将来の期間に影響を与えるかもしれない場合には、IAS第8号第28項(f)では企業に次の事項の開示を要求している。
当期及び表示する過去の各期間について、実務上可能な範囲で、次の事項に関する修正額
(i) 影響を受ける財務諸表の各表示項目
(ii) IAS 第33号「1株当たり利益」が企業に適用される場合、基本的及び希薄化後1株当たり利益