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  • IASBは、金利指標改革(IBOR改革フェーズ2)に対応するIFRS基準の公開草案を公表しました。
IFRS関連:

IASBは、金利指標改革(IBOR改革フェーズ2)に対応するIFRS基準の公開草案を公表しました。

2020年4月 20日

IASBは金利指標改革フェーズ2に対応するIFRS基準の公開草案を公表し、以下の基準の修正を提案しました。
・IFRS第9号「金融商品」
・IAS第39号「金融商品:認識及び測定」
・IFRS第7号「金融商品:開示」
・IFRS第4号「保険契約」
・IFRS第16号「リース」
当該公開草案は、2020年5月25日までコメントを募集しています。

 

IASBは2019年9月に、金利指標改革により現行の金利指標がいつ、どのような指標に置き換わるか等の不確実性の影響に対処するため、フェーズ1としてIFRSのヘッジ会計関連の一部を修正、公表しています(フェーズ1の修正は、2020年1月1日より発効)。
今回のフェーズ2における当該公開草案は、金利指標改革の結果、契約上のキャッシュ・フロー及びヘッジ関係が変更される際に財務諸表に影響を与える論点を考慮しています。
当該公開草案の概要は以下の通りです。

・金融商品の条件変更
企業は、金利指標改革によって生じた、金融商品の条件変更に伴う認識の中止や帳簿価額の調整を行わない。その代わり、金利指標の変更を反映させるように実効金利を更新する。
・ヘッジ会計
企業は、他のヘッジ会計の要件を満たせば、金利指標が置き換えられたことだけの理由でヘッジ会計の中止をしない。
他のヘッジ会計の要件として、特定の構成要素をヘッジ対象とする場合、リスク要素が独立に識別可能であることが求められている。この点、代替的な金利指標が、契約以外で特定されたリスク要素として指定した日から24か月の間に独立に識別可能となることを企業が合理的に見込むことができ、かつ、当該リスク要素が、リスク要素として指定された日から信頼性をもって測定できるならば、ヘッジ会計を適用できることを提案している。
・開示
企業は、金利指標改革によって生じる新たなリスク及び代替的な金利指標への移行をどのように管理するかを開示する。

当該公開草案は、金利指標改革により既存の金利指標が置き換わる際に生じる課題に、IFRS基準が対応できることを意図するものです。

 

IASBのプレスリリースは下記よりご覧下さい(リンク先に移動します)。
https://cdn.ifrs.org/-/media/project/ibor-phase-2/ibor2ed2020.pdf?la=en

(*)IBOR:銀行間取引金利。Interbank offered rate。